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鉄の仕事屋 いかけ屋

江戸時代から昭和30年頃にかけての家財道具である鍋・釜は鋳造によって作られていました。当時の技術では、ひび割れ等により穴が開くことが多々ありました。その一方、「月夜に釜を抜かれる」といったことわざがあり、泥棒が真っ先に狙うほど鍋釜は大変な貴重品だったため鍋に穴が開いても、簡単には捨てず、修理しながら大事に使っていたのです。

燭台が折れたりした時も直して使っていました。一般的に天秤棒に修理道具一式をぶら下げ「いかけ~いかけ~」と呼ぼながら村々を巡回し仕事を頼まれると、その家の前で荷をおろし修理をする商売でした。従って鉄を溶解するような設備を持ち歩く訳にはいかないので、鉛や錫などの低融点金属を用いてハンダ付けなどで穴を塞いでいたのです。江戸の掟として軒下七尺五寸無いと火を使っては駄目だったので、あらかじめ規定内の天秤棒を作っておき、軒の高さを量った。普通は六尺だから、出すぎているとしゃ狂言葉が生まれた。

 

 

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水曜日, 9月 28th, 2011 未分類 コメントはまだありません